琥珀の中の記憶 ヤンバルの森。 1000年後の夜明け。 琥珀の中にやさしく包まれて出土したのは 古代の人類が着用したと思われる布。 もう今は着られなくなったその衣類は 硝煙反応からして、20世紀後半から21世紀前半に 盛んに行われていたとみられる 戦争という行為のための コスチュームだったとみられている。 琥珀という名の揺り篭にいだかれて スヤスヤと眠るその縦糸横糸には いったいどれくらいの血の記憶が 擦り込まれているのか。 忘れないうちに語りつづけけよう。 思い出す度に問いかけよう。 DNAに刻み込まれた 傷跡が目を綴じぬうちに。 繊維に染み込んだ たくさんの思いが土に還らぬうちに。 A Memory Preserved in Amber translated by chinin ushii |
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「琥珀の中の記憶」−A Memory Preserved in Amber. |
yasuhiko uchima 2004
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2004 第22回 沖縄平和美術展 会期:6/29tue.〜7/4sun. 会場:那覇市民ギャラリー |
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