「チラシとボルトのcorabo」４

楽しく過ごしたのも束の間。
ようやく自分の使命に気がつきはじめた
「T」くんは、それと同時に
自分の運命にまで気づくことになる。

「I」爺さんとの別れの時は
刻一刻と近づいている。

無言の別れを告げる「T」くん。
ただ茫然と立ち尽くす「I」爺さん。

毎朝、毎晩、毎朝、毎晩、
こんな光景は
もう見たくない。