|首里城の屋根瓦「唐破風」と「竜頭棟飾り」

首里城正殿はかつて「カラファーフ」ともよばれていました。
唐破風とは、緩やかにS字型にカーブした軒先き板のことで
主に建物の正面や門等に見られ、日本建築の特徴の一つにな
っています。
正殿の唐破風妻飾りには様々な木彫刻が、貼付けられています。
中央の火焔宝珠を巨大なかえる股が包み、左右には降龍、その
まわりには五色の瑞雲がちりばめられている。このような彫刻
構成は国内でもユニークで、他の日本建築には見られない。
鮮やかな赤、青、緑、黄、金色など、原色で彩られた唐破風は
まさに首里城の「顔」に相応しい威厳と個性を放っていました。

首里城に唐破風を描きに行きましたが、あまりのパワーに圧倒されてしまい、どこを描いていいのか分からなくなってしまいました。逆に一番強いところと勝負するしかないと思い直し、屋根上の龍を描くことにしました。描いているうちに、ユニークな表情に気づき親近感がわいてきました。

すみません。中央の唐破風は今度、紹介しますね。
色付けしてみました↑
with やすろう
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