「沖縄民謡界の巨人 風狂の歌人」 1920年、現在の沖縄市生まれ。 母の影響で7歳から三線を弾き始める。 戦争では、雇用員として南洋諸島を転々とする。 終戦後は劇団に所属したり馬車曳をしながら島唄一筋。 飄々とした嘉手苅節は、「北の竹山、南の林昌」と評される。 本人は、全くそのつもりはないと思われるが、 沖縄民謡界のカリスマである。 1997年、沖縄県文化功労賞受賞。 1999年琉球民謡協会より民謡名人の称号を与えられる。 1999年10月9日肺癌のため沖縄市内の病院で永眠。
1996年の久高島での野外ライヴをはじめとして、 1997年、1998年のライヴ音源を収録した 「沖縄の魂の行方」が、2005.10.1に発売となっている。