|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
首里城祭2004 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
奉秦門より望む首里城正殿は、いつもとは違った趣を見せてくれました。 今年は例年の古式行列に加えて、 六百年ぶりに「册封儀式」が執り行われます。 いにしえの王朝の儀式を、寸分違わず再現するということで 華やかな中にも、緊張感溢れる現場になりそうです。 (お近くの方は、是非ご観覧ください) ということで、キャッチコピーいろいろ考えてみました。 一...六百年の時空を超えて、こころ揺さぶる。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Creative staff
CD.&AD.: Yasuhiko UCHIMA (CREATIVE LABORATRIES&SAG.) AD&D.: Aya HAGINO (SAG.) C&英訳: J-Fukumoto (IMU) PD.:Satoshi SHIROMA (KOBUNDO Printing co.,ltd.) AE.:Eiji KAMIYA (SUN Agency co.,ltd.) 主催:首里城祭実行委員会 共催:琉球新報社 資料提供:国営沖縄記念公園管理事務所 Ad.:SUN Agency co.,ltd. |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
王府の行政の中心を評定所といい、いわば内閣の大臣にあたる人の事を「表十五人」(おもてじゅうごにん)といった。その下に様々な奉行や役所がおかれた。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国相ともいう。方言でシッシー。王子の位。国王に次ぐ国政の責任者で、国王の兄弟や王族から任命された。冠(はちまち)は赤地浮織冠。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
士族の最高の位。行政の最高責任者。三人いて、通常は輪番で勤務したが、難しい問題には三人が合議して決めた。紫冠。特に功績ある者には紫地浮織冠が許される。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
王妃も外出する時には、普通ウチューに乗った。これを担ぐ人は国王の時と同じで首里の農民があたり、女官が周囲を固めた。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国王が外出の時に乗る乗物。これをチュー(轎)といい、敬ってウチュー(御轎)またはウチューイ(御轎椅)といった。またこれを担ぐ人をウチューフ(御轎夫)という。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
貴人の行列に付き添う、武器を持った一団。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
赤涼傘と同じように揺すりながら行進する。琉球ではこの二種類しかないが、中国では白、青、藍など各種の涼傘が出る。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
方言でウフヤという。国王や王妃の行列の時には、三司官の一人がこの大親になって行列全体の指揮をとる。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
傘の一種だが、差しかけるのではなく、国王が行列をする時にはこれを揺らしながら行進し、目的地に着くと立てて飾る。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国王や冊封使の行列に彩りを添え、飾り整えるための旗。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベンとも、ワイブチ(割り鞭)ともいった。竹を四つ割りにして漆を塗ったもので、警護のために持っていた。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
路次楽というのは、行列の時演奏される音楽。主な楽器は哨吶(ソーナ)、喇叺(馬ブラ)、銅角(牛ブラ)、鼓、銅羅、両班などである。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
旗は、いろいろあるが、「令」字旗は、中国の皇帝の命令で来ていることをつげている。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
方言でヒヤーという。棒の先の鉄の筒に爆竹を仕込んで時々打ち鳴らす。行列には欠かせないもので、沿道の人の度肝を抜く効果があった。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
行列の先触れをする者で、後ろの火矢(爆竹)、鞭、旗、路次楽の責任者、江戸上りの時にはこれに当たる人を「儀衛正」といった。親雲上クラスの人。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→NEXT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WORKS | BACK← | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|